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2003年11月20日、読売新聞に掲載された全文です。 |
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コンサートで厚い支援訴え(上智大学NGO)
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上智大学の学生らでつくる民間団体(NGO)「めぐこ」−"南"の子どもたちの自立を支える会−が来月13日、千代田区紀尾井町の同大学キャンパスでチャリティーコンサートを開く。30年近くにわたり、インドとフィリピンの子どもたちに教育を受けるための資金を送ってきた同会。だが、不況の影響もあって、このところ集まる寄付金が激減しており、メンバーらは「ぜひ支援を」と呼びかけている。
同会は1975年、上智大文学部の教授であった神父のアンセルモ・マタイスさんが、インドとフィリピンの神父から、子どもたちの教育環境を改善するための支援を依頼され、学生らとともに発足させた。
インドとフィリピンに関する学習会を各地で行ったり、バザーを開いたりしては、集まった寄付金やバザーの収益金などを計15の小学校に送金。さらに、実際に現地に足を運んで子どもたちとの交流を深める「スタディーツアー」などの活動を繰り広げてきた。現在は、約40人のメンバーが支援に取り組んでいる。
99年に約830万円だった年間の送金額は、昨年、約490万円にまで落ち込んだ。寄付金やバザーの売り上げの減少が原因で、今年も昨年と同程度にとどまる見通し。インドでは支援金を学校運営の費用に、フィリピンでは奨学金制度の原資として役立てられているが、近年の送金額の減少に伴い、フィリピンでは5年前に比べて奨学生の数が2〜3割減ったという。
今回のチャリティーコンサートのテーマは「奏でる『和』、広がる『輪』」。開催の趣旨に賛同したアコーディオン奏者の桑山哲也さんが無償で出演し、「青い影」「ブルーミング」などを演奏する。また、当日は「インドとフィリピンの教育の現状を多くの人に知ってもらおう」と、同会が今年8月にインド西部で行ったスタディーツアーの様子を紹介するスライド上映会も開かれる。
コンサートは午後3時開演で、前売りチケットは一般2000円(当日2500円)、学生1000円(当日1500円)。同会で広報部門を担当する外国語学部2年の伊賀真文さん(21)は、昨年、今年とスタディーツアーに参加した体験を踏まえて「教育を受ける環境は悪いが、子どもたちの学習意欲は高く、いろんな夢を持っている」と語り、「夢の実現のために少しでも手伝いが出来れば」と話している。
問い合わせは同大学カトリックセンター(Tel 03-3238-4161)へ。
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